マンションの鍵を交換したい

マンションの鍵を交換した割と有名な話ではありますが、毎年の年度末と年度始めは「人口の流動」が年間を通じてもっとも多い時期だそうです。実際、僕のすんでいるこの京都はかなり大学が多い地域として有名ですが、共住している賃貸マンションの玄関に引っ越し業者のトラックがたくさん停まっているのも3~4月が一番多いような気がします。

大学もこの時期はサークルの先輩方の卒業や、それと入れ替わるように入ってくる新入生などで人の入れ替わりが多く、僕のように在学生の立場だとこれらへの対応で結構忙しい時期になります。
場合によっては自宅に戻るのも23時くらいになることも珍しくないのですが、そんな折、僕は自分の部屋の「家具の位置」が微妙にずれていることに気が付きました。例えば、朝テーブルの椅子をきっちり戻して家を出たはずなのに、夜遅く帰宅すると出しっぱなしの位置になっていたりと、こんなことが何回かあり、僕は「自分の不在中に誰かが部屋に侵入している?」という疑問を持つようになりました。

警察に相談してようかとも思ったのですが、友人曰くは「あそこは事件が起こってからじゃないと動かない」ということ。ならばと、僕は自宅マンションの鍵を交換するのを優先させ、ひとまず自分の身の安全を確保しようと考えました。
不動産屋に相談したところ、こういうケースで借主が自主的に鍵の交換を言い出した際は、大家サイドは費用は負担しないとのこと。結局自分で費用を出して鍵交換することになりましたが、「それで身の安全が確保されるなら」と僕は割り切ることにしたのです。